沖縄市の中の町の人たち
僕が住んでいるのは沖縄県沖縄市。
沖縄県の中でもなんかいろんな文化みたいなものがグッチャグチャになっていて、「まとまりの無さ」というまとまりがしっかりと根付いているようなそんな土地柄の場所に住んでいます。

2ヶ月程前から僕は夜はバーテンダーとしてバイトしていて、カウンターに立って酒を作ったり料理を出したりしているんですが、その店は沖縄市の中の町と呼ばれるところにあり、この中の町ってところがまぁなんとも素敵なところでして、ホームをレスしている方々だったり、ずーっとなんか一人で喋りながら歩いている人が割と多かったりして、那覇の国際通りでは味わえないキャピキャピした雰囲気がそこにあります。

で、昨日買い出しに行こうと近くのスーパーに行ってレモンやライムをカゴに入れていたら、後ろにいた顔にシワの多いおばちゃんに急に話しかけられた。

あの中の町のユニオンというスーパーでは小さなドラマがよく起こるのです。
結構、レジ待ちしているときに話し掛けられるっていうのを今までに何度か経験済み。


そのおばちゃんは言うのです。 

「おにーさん、レモンとか買うみたいだけど、それどんなして食べるの?」


そこで僕は訊かれた質問に答えます。

「え? あ、あぁ、いやこれは食うんじゃなくて、酒に入れるんだよ」と。


するとおばちゃんはさっきまでの好奇心の塊みたいな顔ではなく、至って冷静そうな顔になって僕に言うのです。



うん、よし、それが正解だね」 



なんでこんな知らんばーさんにいきなり上から言われなきゃいけないのよと思いながらも、その状況になんか笑っちゃって、うんありがとねと言ってニコリと僕は笑顔を見せ、なんとも言えない感情のまま会計を済ませ店に戻った。