美唄の革職人のブログ

北海道美唄市で革製品と陶芸と写真を撮って暮らしてます

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陶芸の高台作りと電動ロクロのコツ

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左側が半磁器と呼ばれる土を使い、電動ロクロを使ったお皿たち。
そして右側が黒御影と呼ばれるかなり粗い土を使ったもの。

初めて荒練りから菊練り、三角形にしてロクロにどすんと乗せて、ロクロを回して土殺しをしてから茶碗とかお皿とかを成型していったんですが、いやはやまぁもう、難しい。

ただ、最初に手捻りで植木鉢を沢山作っていたので、なんとなく底の方からどう立ち上げていけばそれっぽい形になるっぽい(曖昧)っていうのを経験させてもらっていたので、ちょっとあれですね、次またロクロを回して作っていくことになると思うけど、自宅で手捻りで一度またその感覚を掴んでからやらないとロクロで回したときにすぐに失敗しそうだなこれ、とちょっと思ってます。

で、昨日午前中に高台作り(写真のように皿の底面につくる土台みたいなやつ)をさせてもらってきまして、めちゃめちゃ神経使うなってのと、土の乾き具合、土の種類によってこんなに削りやすい、削りにくいってのがあるのかと、その辺はどちらかというと相反する位置にある土を使ったおかげで、それを知れたのは良かったなと思いました。

あー、難しい。難しいけど楽しい。というか、難しいから楽しいのかもしれない。
とにかくまたこれは革の仕事に影響を与えずに、時間を区切ってこのまま続けていこうと思ってます。

11月になると美唄のその施設では「登り窯」っていう古くからある窯の焚き方で陶器を焼いていくっていうイベントがあり、チバチャンに「山田さん、11月に登り窯あるから手伝ってくれない?ボランティアになるけど」と言われ、「あ、やりますやります」って答えまして、その時に窯に入れるのは何にしようかなと今から楽しみにしてます。

「うわぉ。自分も陶芸に興味あるから、それに参加したーい」って方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
人は少ないより多い方が良いし、なかなか経験出来るものじゃないし、どのようなスケジュールで動くかはわかんないけど、終わったら酒飲んだら良いじゃない。

で、昨日はその高台作りをしていたんだけど、その陶芸施設によく来られてるベテランの常連さんメンバーがたまたま一堂に会したわけですが、僕はその中で完全なる最年少になりまして、周りは還暦超えのおばちゃん達に囲まれて作陶していくわけですが、いやもう、ほんっとに喋るのよ笑
いっつも喋ってる笑

で、まぁ世代的なものもあると思うんだけど、自分の子供たちの話から、病気の話、ここが痛い、あっちが痛い、あの病院の〇〇先生はあれだとか、あっちの病院には人間ドックの施設がすごいとか、乳がん検診のときの先生がなんちゃらとか、そんな話をずーっと横で大声でギャハハハハと笑いながら話していて(※恐らく皆さん、少しずつ耳が遠くなってるから、声がでかい笑)、もうそれを聞いてたら(いやもう、ほんとにみんな喋るな)とか思っていたんだけど、だんだん俺も可笑しくなってきて失笑のような面白いような感じで笑っていたら、「あら山田君、なに笑ってるの?」って言われたので、「いや、みんなおばちゃんたちはよく喋るなと思って笑」と言ったら、またぎゃははは、あらやだ、いけないけない口にチャックチャック、などと言い始めてちょっと静かになったんだけど、それから30秒くらい経ったら、「あら、あいたたた。痛ったい。痛いわー」とか言い出し

「あれ?〇〇さんどうしたの?」
「いや、この前からちょっと指が腫れてるの。だから明日病院行かなきゃ」
「あら、私もずっとよ。ずっと指腫れてるの。これ、見て」
「あらぁ。え、いつから?」
「もう何年も前から。いやねぇ、もうほんっとにいろんなところにガタが来て」
「ほんとね、そうよね。病院行かなきゃだめよ。〇〇さんなんて、〇〇病院行ったら『異常無しです』って言われたのに、3か月後には亡くなったんだから。セカンドオピニオンって大事よね。お医者さんも良いお医者さんとそうじゃないお医者さんがいるんだから。ほんとよ。さてと…。 あれ?私、今なんで立ち上がったんだっけ?」
「あら、〇〇さん。またぁ?」
「だめねぇ。歳は取りたくないわぁ」
「ほんとそうよね。私もよくあるもん」

っていうような話が周りでぐわーっとまた盛り上がり、また僕が笑っていたら「あ、いけない!こんなに喋ってたら、山田君のブログに書かれるよ!」と言われ、僕は「いやいや、だいじょぶです。書かないっすよそんなこと」って言ってたなぁってことを思い出しながら、こうしてブログを書いています。

ちなみに、皆さんが帰って片付けをしていたときに、「チバチャン、俺より若い人ってここに来ないの?」って訊いたら、「うん。いない。一度来てた女性の方も山田君と同じくらいよ」と言われた。

「あー、そっか。まぁしゃあないですね」と言ったら

「山田さん」と急に真顔で言われた。

「はい?」と答えたら

ここでは恋は始まらないわよ。ここにあるのは、陶芸だけ

と名言を頂きまして、僕は「あざーす」と返事をしたのでした。

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