美唄の革職人のブログ

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「時々ブログ読んでますよ」って言われた瞬間の怖さ

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先ほど、発送するものがあって郵便局に行ってきた。
いつものようにレターパックを買い、その場でお客さんの住所を書いて発送完了。
窓口の人とも顔見知りになってきて、人によっては「この場で書いていかれますよね?」と言ってくれるので、気持ちはなんだか老舗のすし屋に行って、「よっ!おやじ!いつもの頼むわ!今日も良いの握ってよぉ!」っていう落語に出てきそうなおっさんみたいな感覚を、郵便局で味わえるというのはなかなか良いもんです。

それを終えてコアビバイ(市内のスーパー)に行って野菜を買い、なぜかわからんけども、(きっと俺もいつかラブレターを書く機会があるはずだ)とよくわからん思考回路が働いて便箋(結構厚めの)を買った。

そこでさて帰るかなと思って車に乗り込んだんだけど、あ、そういやアトリエが決まりましたよってことを昨日はラスカルのコウさんに伝えに行ったから、じゃああの人にも伝えておこうと一応電話でアポを取り、挨拶をしに行くことにしました。

その人はとあるところで働いている、僕より少し年上のKさん(仮名)という男性。
で、「あ、こんちはー」と挨拶をして「こちらにどうぞー」と個室のようなところに通してもらいました。

「あ、Kさん、アトリエが決まりました」って話をしていたんですけども、その直後に「あー、そうですか。それは良かったですね。あ、あと、山田さん。時々ブログ読んでますよ」と言われた。
毎回そうなんだけど、それを言われたときって結構一度頭が真っ白になるような感覚に陥り、コンマ何秒かの間に「俺変なこと書いてないよな? 俺変なこと書いてないよな?」って確認してみるんだけど、あぁそっか、考えてみたら俺ったらいっつもしょうもないこと書いてるから気にしなくていいやあははのはと自分を慰めたりします。

で、そのアトリエの話を終え、陶芸の話やその他、僕が勝手にやったら面白そうだなぁって思っていることのを話をし終えました。

「で、Kさん。ここからが本題です」と僕は話を進めます。
「え、今のが本題じゃないんですか?」
「いえ、今のはほんのさわりです。落語で言うところのマクラです」
「なるほど」

「実はですね、あの、ちょっとですね、ご相談がありまして…」
「はい、なんですか?」
「いや、俺は別にね、そんなそのー、すっごい積極的ってわけじゃないんです。いや、これはもう消極的と言っていいと思います。俺だけは消極的です」
「え、え、なんですか?」
「いやもう本当に俺はもう、全っ然そういうのはいらない、っていうと嘘になりますけど、どうしてもっていう人がいるもんですからお話に来たわけなんですが…」
「はい?」

合コンのセッティング、どうにかお願いします!」と言い、これ以上無いくらい深々と頭を下げた。

「いや実はですね、この前、大阪出身のチャンアベと話していたときに、俺もちょっと酔っ払っちゃいまして、そんでそんときにチャンアベにですね、『なにチャンアベ、彼女欲しいの? あらあらやだやだ。そんなもん俺に任しときんしゃい。もうあれだよ、すぐだよすぐ。バッてやったら、ポン!だよ。美唄の知り合いの人に言えばもう、さささっとセッティングしてくれるよきっと』などと完全に大風呂敷を広げてしまいまして、いやもう本当に申し訳ないんですが、どうにかそのぉ~、なんとかぁ~、なりませんかねぇ~」

と、完全に金を借りに来ている人みたいな感じで懇願しまして、「う~ん、休日で良ければプライベートの知り合いには一応声掛けてみますよ」と言って頂きました。

チャンアベ、俺、やったよ。
金城君、君も恋をしなさいな。

「でもこっちは男3人しか用意できないんすけど、良いですかね?」
「え、何人くらいが良いんですか?」
「いやもう、そのあれです、もうお任せします。でもなんか大人数で会った方が結局友達も増えたりして良いかなと思いまして」
「ふむ。なるほど。山田さんの知り合いはみんな移住者らしいですもんね」
「そうなんすよ。なので、もしかしたら僕らポンコツ3人衆はあっという間に女性に(あ、今回の合コンは無いな)って思われることも考えられるので、それならね、せめてその、男の飲み友達も増やせたらいいなと思いまして」
「なるほど、確かにそれはある」
「(え?俺らの評価低い) そ、そうなんすよね」
「わかりました。じゃあ一応声掛けてみますね」

よ、よろしくお願いします!」そしてまた僕は深々とお辞儀。

チャンアベ、金城君。
もしその合コンが開かれて、君らに彼女が出来たりしたらさ、一日だけで良い、一日だけで良いから、俺のこと「アニキ」って呼んでちょうだい。

さて、俺は蒸かし芋食ったら、また仕事仕事。
シザーケース、今日出来るはず。

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