美唄の革職人のブログ

北海道美唄市で革製品と陶芸と写真を撮って暮らしてます

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「山田のパクチー」。その後、たくさんのあれこれ

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そこにパクチーがあるから

「パクチー畑を作りたいので、どっかに使ってない農地とかってないすか?」とJA美唄に行って訊いてみたけれど、「うーーん、ちょっと難しいかなぁ。でも一応探してみますね」と言って頂いたんですが、どうにもね、やっぱり温度管理とかしっかりやらなきゃいけないみたいで、そうだよな、簡単なわけないよなと思いながらも、想像では

クリビツ!今なまらホット! 美唄特産『山田のパクチー』! このパクチー、ワタクチーが作りました!】っていうポップまで考えてたんだけどな←売れそうじゃない?

ただ、どうやら世の中の結構多くの方々はそもそも「パクチー、食べたことない」って人が多いことに大変狼狽致しまして、「まじっすか。めちゃめちゃ美味いのに。豚しゃぶをして、そんでパクチーを肉で包んで食ってみてください。ほんとね、ぶっ飛びますよ。もうメシなんて何杯でも食えますから」と熱弁してきました。

(※生で食って下さいと言いましたが、すみません、最初は豚肉と一緒に茹でてください)

多分、このブログを読んでる方でも「パクチー?」って人が多い気がしますが、嫌いな人は嫌い、好きな人は好きで完全に真っ二つに分かれるものですけど、食べていない方は豚しゃぶと一緒にぜひぜひ。

メガネの三愛さんへ

そんでその足でクラッチさんのお店にお邪魔して、iPhoneケースの話の後に、僕のメガネがもうポンコツになってしまったんで(先日、寝起きに思いっきり踏んだ)、「クラッチさん、格好良いメガネ買いたいっす」と話をして、結果、やっぱり僕はどうにも丸眼鏡が似合うんじゃないかって言って頂きまして購入。

明日から新しいメガネ。嬉しい。

その後、市役所の林さんのところへ

「今日はどうしました?」と訊かれ、「パクチー作りたいんすけど、どっかに使っていない農地とかないですか?」と訊いたけれど、やっぱりどうにも難しいと。

で、「じゃあ、大規模な焼肉大会しませんか?」「だ、大規模な焼肉大会?」って話になったんだけど、これもね、なかなか難しいと。

「そんじゃあ、なんか美唄のいろんな人たちと知り合いになりたいんですけど、なんか良い方法無いですか?」という話になって、結果、「こんなのあるよ」と見せてもらい、あ、じゃあ俺それ参加しますとお伝えして、なんか面白そうな方々と一緒にメシを食うことになると思います。

はい、わかってます。飲み過ぎないように気をつけます。

写真の話と謙虚キャラ

その話が終わってから、「山田さん、美唄のアンテナショップにさ、作品置かない?」と訊かれ、「え?置きたいっす」と言ったら、サトウハンって方を紹介して頂きました。

「どうもはじめまして。いきなりだけど山田さん、そのカメラって何?」

「NikonのF2っすよ」

「ほぉー、フィルムなんだ?森山大道が美唄の飲み屋街を撮ってさ、アルテピアッツァで写真展やったんだよ」と話になり、「え、まーじすか。いきなりのビッグネームじゃないすか」としばしの写真の話。

「で、山田さん、革で何作ってるの?パスケースとかそういう感じのもの?」

「いや、財布とかバッグがメインです」

「革で作品も作って、写真も撮るんだ?」

「うーん、まぁそんな感じです」

「じゃあ山田さんはそっか、アーティストなんだね」

「いやいや、そんなアーティストとかそんな凄いもんじゃないすよ。ただのしょっぱい自営業者です」

といった話をしていたら、林さんがちょっとびっくりした顔でこっちを見ているわけです。
僕はそこでピーンと来て、もういいや話しちゃえと思い

「あ、サトウハンすみません。俺、初対面の方とお会いしたときは謙虚なキャラにしてるんです。その方が好感持たれやすいかなと思って」と話したら、林さんが「ほんとびっくりした。急に謙虚なんだもん笑」と言われ、テヘヘと言っときました。

読売新聞、アンテナショップ

で、結果として、美唄のアンテナショップにうちの作品を少しだけ置いて頂けることになりました。
「売れるかどうかは期待しないでね」と言われたけれど、そんなの全然大丈夫っす。ちょっとでも誰かの目に留まって、ショップカードさえ持って行ってもらえればもう満足っすと答え、じゃあ、そこに納品するときにさ、記者の人にも来てもらって新聞に載せてもらおうよって話になりまして、今年一番の「あざーーーっす!」とお礼をさせて頂きました。

そこからはまた僕と林さんのいつものお約束の流れで、

「いやー、今日相談に来て良かったです。これも全て、林さんのおかげですよ」

「いやいや何言ってるの。山ちゃんの人柄だよ」

「ウェッヘッヘッヘッヘッ!」と僕らは謙虚キャラになりながらも、高級な寿司屋のカウンターで、大トロを食いまくっている大企業の役員のような笑い方をしてきました。

〇〇〇〇みたいだよ

で、帰り際に林さんが急に真面目な顔で言うわけです。

「山ちゃん、そうだ。ちょっと言っておかなきゃなと思うことがあるんだけど」と言われ、僕は「え?なんすか?」と答えました。

すると

「山ちゃんのショップに載ってる顔写真さ、なんか蟹江恵三みたいだよ

「か、蟹江恵三? え?まじっすか?」

「うん。実物はもうちょっとなんだろう、違うからさ、変えた方が良いんじゃない?」

「あー、そっか。確かにちょっとあれ、強面に見えますかね」

「うん」

「そうっすよね。実際の俺って、可愛い顔してますもんね」

「か、かわいい?」

「うん。キュートかキュートじゃないかで言えば、やっぱりキュート側に位置しますよね」

「いやそれはわかんないけど」

「あ、わかんない?」

「全然わかんない」

「あ、あざーす」

今日、なんでこんなブログが長いのよ

ふむ。今日のブログ、なんでこんなに長いんだろ。
一番上の写真はさっき書いた習字。

「よーし、ばしばし売って、売上を出すぜー」って張り切っているのは凄く良いことなんだけど、なんかそこを目的にしちゃうのってなんか違うよなと思っていて、うん、そっか、これは多分、とっても逆説的だけれど、「売上を気にしないで、自分がめっちゃ良いってものを作りまくることが一番健全だし、良い作品を作れるだろう」ってところに落ち着いて、その決意の習字。

おっし、仕事するべーし

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