美唄の靴職人のブログ

北海道美唄市で靴とか革製品を作って暮らしてます。

うちの店⇒ アリノハネ

健康な火曜日っていつ以来?することない気もする

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健康な火曜日

火曜日。今日は一応定休日だ。

店舗を始めてから、睡眠不足とか月曜日の昼から熱が出てきたりとかで、今までの火曜日はほぼベッドの中にいたような気がするんだけど、この健康な火曜日が来てしまうと途端に手持無沙汰。

三笠のイオンに行って本を買うか、それとも図書館に行って絵本でも借りてくるか。
いや

と、ここまで書いて僕は「あ」と声が出た。
そうだ、まずは洗濯だ、ということで今洗濯機を始動。僕は男のくせに最近は「つけおき洗いモード」で洗濯をしている。

洗濯機はゴー、ゴーと音を立てて何やら頑張っている。

ハンバート・ハンバートの「虎」は山月記


Humbert Humbert - Tora [Official Music Video]

去年?いや、一昨年くらいから割と頻繁にハンバート・ハンバートを聴いている。
最近はこの「虎」という曲がお気に入りで、僕の「夜のYoutube祭り」のトップを飾ることが多い。
この曲を聴いていて、「なんで虎?」と思っていたら、そっか中島敦の「山月記」をモチーフにしているんかなと思った。

エリートだった主人公がどうにか詩人になって後世に名を残したいと考え、エリートコースからドロップアウトして詩を書き始める。
でも全くと言っていいほど自分の詩は評判にならず、生活は困窮し、妻子を残して最終的に主人公は虎になってしまうのだ。

あぁ、なんて良い小説なんだろう。
ハンバート・ハンバートの曲では最後、「虎にもなれずに溺れる」で歌を終わらせる。

また山月記を買ってくるべか。

引越す度に買う本

引越しをすることが多い人生なので、僕は次第に本は電子書籍にするようになったんだけど、やっぱり紙の方が良いなと思って、結果書店で本を買うことになる。

そうして時々来る読書欲が溜まると、書店に行って小説を買う。

その時に大体同じような本をまた買ってきて、それをお守りのように本棚に並べて「ふむ」と満足し、時折その小説を読んで「うん、良いですな」と頷いて寝たりする。

以下、繰り返し買っている本のリスト

パーク・ライフ (文春文庫)

パーク・ライフ (文春文庫)

 

なんでか知らんがついつい買ってしまう。芥川賞を取ったのも納得の一冊。
なんかもうネタバレしちゃいそうだから省くけど、好きな人は好きな本。

 

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

 

村上春樹の小説。
「ノルウェイの森」や「世界の終わりと~」といった名作はあるけど、なんかこのピンボールが好き。

何もすることの無い日曜日とかに、ベッドに寝転がってごろごろして読むと幸せな気分になれる。「もし僕らの言葉が~」も大変素晴らしい。

 

山椒魚 (新潮文庫)

山椒魚 (新潮文庫)

 

井伏鱒二の「山椒魚」
教科書に載っていたから知っている人も多い作品なんだろうけど、改めて読むと「ふぅ~」ってなると思う。

 

グレート・ギャツビー (新潮文庫)

グレート・ギャツビー (新潮文庫)

 

これも何度も買っている本。
20代の半ばから後半くらいまで、なぜかこの小説の文頭部分を暗記してどこまで空で言えるかを一人で遊んでた。

翻訳は野崎孝さんが訳したもの一択。他は僕には無理。

 

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

 

うちの店にも置いてある絵本。
この本、どうにも僕はまともに読めないくらい好きで、時々、本当に時々癒されたいときにページを開いて、ゆっくりと読んであとは震えてます。

「この本を読んで、そんな風に感じるって言うんなら、あなたのこと信用するわ」と言われ、靴の注文頂いたりしました。そんな好き嫌い、というか理解できる、出来ないが別れる絵本。

 

夫婦茶碗 (新潮文庫)

夫婦茶碗 (新潮文庫)

 

この2編目。「人間の屑」が好きでついつい買ってしまう。
本当にね、人間の屑です。現代版「人間失格」のような小説で、完全に好き嫌いが分かれます。
でも皆さん、小説ってフィクションだからね。真剣に怒ったら嫌よ。

 

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

 

言わずと知れた名作。
夏目漱石の初期の三部作はもちろん名作だけど、なんかこの本のボリュームと文体に引っ張られます。
僕がブログとかで「〇〇ぞなもし」とか書いていたら、「あ、こいつまた坊っちゃん読んだな」と思って頂ければ、それはもう間違っていないぞなもし。

 

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こうして書いていくと、短編とかが好きなんでしょうきっと。
特に「絶対にこの本!」ってのは無いんだけど、暇なときに芥川龍之介の小説がバッグに入っていたりするともうそれで大丈夫。

 

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「カラマーゾフの兄弟」はなんだかもう「読み切るんだ」っていう覚悟を持って読むけど、「罪と罰」に関しては分厚いけど、一度その世界に入ると一気に読めるくらい凄いですよね。
最近読んでないなーという方は是非。

 

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)

タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,浅倉久志
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ヴォネガット、最強説。
いやもうね、素晴らしい小説です本当に。

「どんな本読んでるの?」って女の子に訊いて、「えーと…、ヴォネガットとか好きなんだけどわかる?」って言われたら、僕はすぐに恋に落ちます。

 

猫町 他十七篇 (岩波文庫)

猫町 他十七篇 (岩波文庫)

 

萩原朔太郎。
正直、詩はそんなにわからんのだけど、この「猫町」に関しては何度も読んでる。
「わかるよ。俺もわかるよ。そういうところあるよ」って思ってしまう。

割と孤独が好きな人、散歩がなぜか好きな人におすすめ。

 

貧困旅行記 (新潮文庫)

貧困旅行記 (新潮文庫)

 

旅行記の名作だと思う。
そんで文頭の3ページくらいで、「こいつ、なかなかぶっ飛んでるな笑」って思ってしまう刹那的な作家。
元々は水木しげるのアシスタントで、「ねじ式」っていう漫画は気持ち悪いカルト的な面白さ。

 

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

伊坂幸太郎は天才です。
どの本が良いか迷うけど(「フィッシュストーリー」も好き。特に映画が)、凄い作家だよなーと思う。

ちなみに僕は、何も知らずに「アヒルと鴨のコインロッカー」を読み、それで「うぎゃー、すげー作家を見つけたー!」と思ったけど、その頃からすごいメジャーな作家でした。

 

牛への道 (新潮文庫)

牛への道 (新潮文庫)

 

「文章の書き方で誰に一番影響を受けたか?」って考えたら、多分、宮沢章夫さんだと思う。
文章だけで、これだけ人を笑わせられるのってすげーよなと思って、電車通勤とかしている方にはおすすめしません。
『ぶーっ!』って笑って、周りの人に「こいつ気持ち悪い」って思われると思う。

さて、そろそろ風呂入ろ

よし、書いた。
じゃあそろそろ風呂入って、イオンに行って、それから多分図書館コース。

今日は休みらしい休みの過ごし方をします。

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